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世界初演:細川俊夫《哀歌―東日本大震災の犠牲者に捧げる―》

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細川俊夫のヴィオラ独奏のための新作《哀歌―東日本大震災の犠牲者に捧げる―》が、第2回東京国際ヴィオラコンクールの第二次審査の課題曲として、世界初演されます。3年に一度の同コンクールは、ヴィオラの音楽祭「ヴィオラスペース」の一環として2009年から開催。第2回となる今年は、ワークショップやガラ・コンサートを挟みながら5月26日から6月3日にかけて、東京の紀尾井ホールにおいて行われます。

作曲者は作品について、以下のように述べています。「この作品は…2011年3月11日、東北で起こった大地震の犠牲者への追悼曲として作曲した。作品は一つ一つの歌のフレーズに核となる中心音があり、その核を中心に装飾音が東洋の毛筆の線の流れのように描かれていく。その音の線のさまざまなニュアンスに鋭敏に反応しながら、演奏してほしい。まるで音の線を空間、時間に描いていくように」。


細川俊夫
《哀歌―東日本大震災の犠牲者に捧げる—》
ヴィオラのための
委嘱:第2回東京国際ヴィオラコンクール
演奏時間:8分
初演:同コンクール第2次審査の課題曲として

Toshio Hosokawa
Threnody ―to the victims of Tohoku Earthquake 3.11―
for viola
Commission: the 2nd Tokyo International Viola Competition
Duration: 8 minutes
First performance: as a repertoire of the second round of the competition


第2回東京国際ヴィオラコンクール
課題曲の詳細


公開講座《細川俊夫の音楽》国立音楽大学

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東京の国立音楽大学で今月30日、細川俊夫を迎えて公開講座が開かれます。 同大学では、東京オペラシティで5月に行われている同時代音楽企画「コンポージアム」で特集される作曲家を招いた公開講座を続けており、これまでにもヘルムート・ラッヘンマン、トリスタン・ミュライユ、サルヴァトーレ・シャリーノといった、世界に名だたる作曲家たちが自身の作品や創作思想について講演しています。 学外者の聴講も可能です。作曲家の作品世界をより深く理解できる、この絶好の機会をお聞き逃しなく。 公開講座《細川俊夫の音楽》 2012年5月30日[水]18:00〜19:30 会場:国立音楽大学 新1号館 合唱スタジオ 入場無料・一般聴講可(申込不要) 定員:約100名 主催:国立音楽大学創作科目会 問い合わせ:042-535-9535 ■ 関連ニュース ・コンポージアム2012ー細川俊夫を迎えてー

細川俊夫インタヴュー『レコード芸術』5月号

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東京オペラシティの同時代音楽企画〈コンポージアム2012 ―細川俊夫を迎えて―〉の開催を今月下旬に控え、関連記事が各誌に掲載されています。 なかでも、発売中の『レコード芸術』2012年5月号(音楽之友社)に特別インタヴューとして4ページに渡って掲載されている記事、「峻厳なる調和の美 細川俊夫―欧州現代音楽のメインストリームと日本的美学の幸福な融合」は、5月24日の演奏会〈細川俊夫の音楽〉の演奏曲目を中心に、細川の創作思想の現在について作曲家自身の言葉で率直に語っており、実に興味深い内容です。演奏会前に、ぜひご一読下さい。聞き手は、音楽学者の白石美雪。 ほかにも、フリーペーパーの『ぶらあぼ』2012年5月号 (東京MDE)や『intoxicate』vol.97(タワーレコード)には、〈コンポージアム2012〉を紹介した記事が掲載されています。こちらもどうぞご覧下さい。 レコード芸術 2012年5月号(音楽之友社) http://www.ongakunotomo.co.jp/magazine/recordgeijutsu/ P.89〜92 [特別インタヴュー]峻厳なる調和の美 細川俊夫―欧州現代音楽のメインストリームと日本的美学の幸福な融合 ききて・文=白石美雪/写真=青柳聡 ぶらあぼ 2012年5月号(東京MDE) http://www.mde.co.jp/ P.40 びっくあっぷ これからの注目コンサート コンポージアム2012 ―細川俊夫を迎えて― 細川美学の核心に迫る 文=江藤光紀 intoxicate vol.97(タワーレコード) http://tower.jp/mag/intoxicate P.13 コンポージアム2012 ~細川俊夫を迎えて~ ■ 関連ニュース: ・コンポージアム2012ー細川俊夫を迎えてーコンポージアム2012「細川俊夫を迎えて」プレスリリース発表細川俊夫《星のない夜》ドレスデン聖母教会で11月に再演細川俊夫《星のない夜》 ケント・ナガノ、マーラー・チェンバー・オーケストラが世界初演フランツ・ウェルザー=メスト/クリーヴランド管 細川《夢を織る》再演細川俊夫の新作《夢を織る》 8月にルツェルン音楽祭で世界初演

CD『一柳 慧:交響曲 第8番―リヴェレーション2011 室内オーケストラ版』発売

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一柳慧の作品を集めたCD『一柳 慧:交響曲 第8番―リヴェレーション2011 室内オーケストラ版』(カメラータ・トウキョウ CMCD-28257)が4月25日に発売されました。 昨年12月3日に東京文化会館小ホールで行われた東京シンフォニエッタ第30回定期演奏会「一柳慧特集」のライヴ音源をCD化。板倉康明指揮による2つの室内オーケストラ作品《交響曲 第8番―リヴェレーション2011》(世界初演)と《ビトゥイーン・スペース・アンド・タイム》(2001)、作曲家自らがピアノを担当した《トリオ・インターリンク》(1990)と《レゾナント・スペース》(2007)、そしてこれが初録音となる、一柳のニューヨーク留学時代の作品《弦楽四重奏曲》(1957)の全5曲が収録されています。 CMCD-28257.jpeg 一柳 慧:交響曲 第8番―リヴェレーション2011 室内オーケストラ版 カメラータ・トウキョウ CMCD-28257 http://www.camerata.co.jp/music/detail.php?serial=CMCD-28257 ・収録曲 一柳慧: [1]–[4] 弦楽四重奏曲 [5] ビトゥイーン・スペース・アンド・タイム 室内オーケストラのための [6] トリオ・インターリンク ヴァイオリン、ピアノ、打楽器のための [7] レゾナント・スペース クラリネットとピアノのための [8] 交響曲 第8番―リヴェレーション2011(室内オーケストラ版) ・演奏 一柳慧(ピアノ)[6] [7]、板倉康明(指揮)[5] [8]、東京シンフォニエッタ ・録音 2011年12月/東京[ライヴ録音] 品番: CMCD-28257 税込価格: 2,940円 発売日: 2012年4月25日 JAN: 4990355006078 ■ 一柳慧の関連CD(カメラータ・トウキョウ) ・《カメラータ・コンテンポラリー・アーカイヴズ》 一柳 慧 作品集(CMCD-99046) ・星の輪/一柳慧の宇宙 II(CMCD-50038) ・パガニーニ・パーソナル/一柳 慧の宇宙 I(CMCD-50037) ・〈一柳 慧の宇宙 III〉一柳 慧~1960's&1990's(CMCD-50039~40) ■ 関連ニュース 一柳慧《交響曲第8番 ―リヴェレイション2011―》世界初演

ブリテン・コネクションズ ―演奏家と選曲者のためのガイド―

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来る2013年はベンジャミン・ブリテン生誕100周年。イギリスのブリテン=ピアーズ財団では、この記念の年にあわせて、小冊子『ブリテン・コネクションズ演奏家と選曲者のためのガイド』を製作いたしました。

20世紀を代表する作曲家であるブリテンですが、膨大な作品数ゆえに、名曲でありながら演奏頻度が高くない作品も決して少なくありません。このガイドでは、ブージー・アンド・ホークスフェイバー・ミュージックチェスター・ミュージックの作品から、「ダンス」「愛」「ポピュラー・ミュージック」などのキーワードとともに、一歩進んだ選曲をご提案。読み物としても、興味深い内容が満載です。


Britten Connections
A guide for performers and programmers

[Download PDF]

執筆者ポール・キルディア Paul Kildeaは、ウィグモア・ホールや、ブリテンが立ち上げたオールドバラ音楽祭で芸術監督を歴任した指揮者で、ブリテン作品をはじめとする20世紀の作品の多くの演奏に関わっています。ブリテンに関する著作もあり、生誕100周年の2013年にはペンギン・プレスよりブリテンの新しい伝記が刊行される予定。

当社はブージー・アンド・ホークスとフェイバー・ミュージックの日本国内における唯一の代理店として、数多くのブリテン作品の演奏用レンタル楽譜をお取り扱いしております。

→→→レンタル楽譜のお問合せは、こちらへどうぞ。


+++ Britten-Pears Foundation
Centenary plans – Britten's centenary is coming up in 2013, and planning is well underway.

+++ Boosey & Hawkes: Benjamin Britten
http://www.boosey.com/pages/cr/composer/composer_main.asp?composerid=2770

+++ Faber Music: Benjamin Britten
http://www.fabermusic.com/Composers-Details.aspx?composerid=83

+++ 関連ニュース
アニバーサリー・イヤーを迎える作曲家 2012/2013年

細川俊夫とシュパーラーの対談集、ドイツのWolke社より発刊

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細川俊夫とヴァルター=ヴォルフガング・シュパーラーの対話集『Toshio Hosokawa: Stille und Klang, Schatten und Licht — Gespräche mit Walter-Wolfgang Sparrer』(『細川俊夫:沈黙と音、影と光—ヴァルター=ヴォルガング・シュパーラーとの対話』)が、ドイツのWolke社より発刊されました。

尹伊桑(ユン・イサン)の研究者として知られる音楽学者のシュパーラーは、その弟子である細川の創作活動にも以前から注目してきました。15の対談が収められた本書では、細川の生い立ちから始まり、ドイツ留学中のエピソード、日本の伝統音楽との深い関わり、ヨーロッパの作曲家や音楽家たちとの交流、京都学派の思想からの影響、そして、「庭」「花」「海」「書」など細川の音楽を語る上で欠かせないキーワード、『秋吉台の夏』や『武生国際音楽祭』といった日本の音楽祭における彼の指導的役割などについて取り上げられています。シュパーラーは「これらの対話を通して、作曲家細川俊夫のイメージの細分化を試みた」と語っています。

ヨーロッパで近年、絶大な評価を受け続けている細川俊夫。本書は、その創作活動の根底に流れる思想的・美学的背景を知るまたとない機会を与えてくれる1冊です。また巻末に掲載されている初期の作品から現在の最新作までを網羅した年表と作品表も、細川俊夫の創作活動の全体を見渡す資料として貴重なものと言えるでしょう。


Toshio Hosokawa:
Stille und Klang, Schatten und Licht
Gespräche mit Walter-Wolfgang Sparrer

【目次】
1. Hiroshima
2. Tokyo 1971
3. Berlin
4. Freiburg in Breisgau
5. Tokyo 1985 — Seeds
6. Gesang
7. Akiyoshidai —Takefu
8. Voyages: Deutschland — Japan
9. Gärten — Blumen
10. Wind — Wellen — Ozean — Wolken
11. Requiem
12. Cloud and Light
13. Musiktheater
14. Tokyo — Berlin
15. Geburt

Toshio Hosokawa: Aus der Tiefe der Erde
Toshio Hosokawa im Gespäch mit Akiko Lachenmann

Chronik und Wekverzeichnis
Diskographie
Bibliographie

+++ Walter-Wolfgang Sparrer
http://sparrer.org/

+++ Wolke Verlag
http://www.wolke-verlag.de/

+++ Amazon.co.jp
Toshio Hosokawa: Stille und Klang, Schatten und Licht

+++ 細川俊夫 略歴
http://www.schottjapan.com/composer/hosokawa/bio.html

日生劇場シンポジウム『アリベルト・ライマンと現代オペラの潮流』

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Reimann and Marlis Petersen photo by Peter Andersen

東京の日生劇場で6月30日、『アリベルト・ライマンと現代オペラの潮流』と題されたシンポジウムが開催されます。

これは現代ドイツを代表する作曲家アリベルト・ライマンの代表作《メデア》 と《リア》の二つのオペラに焦点を当てるシンポジウムで、開場50周年記念公演として2012年と2013年の11月にそれぞれ《メデア》と《リア》の日本初演を行う日生劇場が主催するものです。

シンポジウムの司会は音楽学者の長木誠司。パネリストは、同公演の指揮者である下野竜也、作曲家・ピアニストの野平一郎、音楽評論家の片山杜秀、近代英文学と音楽の関わりを研究する高橋宣也。公演に先立って同作品を音楽的、演劇的、社会的見地から論ずるとしています。

入場は無料。参加申し込み方法や詳細は以下の日生劇場のウェブサイトをご覧ください。


日生劇場開場50周年記念
シンポジウム『アリベルト・ライマンと現代オペラの潮流』
2012年6月30日(土)14:00〜
日生劇場(日本生命日比谷ビル)7階 大会議室
入場無料
http://www.nissaytheatre.or.jp/news/2012/05/news-414.html
司会:長木誠司
パネリスト:片山杜秀、下野竜也、高橋宣也、野平一郎
※アリベルト・ライマン氏及びフィッシャー・ディースカウ氏のビデオメッセージも紹介
問い合わせ:日生劇場企画制作部(03)3503-3122(月〜金, 10〜18時)

+++ 関連ニュース
ライマンのオペラ《メデア》《リア》製作発表

細川俊夫のモノドラマ《大鴉》ルクセンブルクにて舞台初演

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Edgar Allan Poe photo by W.S. Hartshorn

エドガー・アラン・ポーのテキストによる、細川俊夫作曲のモノドラマ《大鴉》が6月27日、ルクセンブルク市立劇場で舞台初演されます。

今年3月ブリュッセルで、演出なしのコンサート形式で行われた世界初演でも、既に高い評価を受けているこの作品。今回の公演では、舞台監督にドイツで近年注目を集めている若き映画監督ヤン・シュペッケンバッハ Jan Speckenbach、さらにスペイン出身の世界的バレエダンサー、アナ・ラグーナ Ana Laguna をアーティスティック・アドヴァイザーに迎えた演出によって、どんな新たな顔を見せてくれるのか期待が高まります。

メゾ・ソプラノ独唱とアンサンブルは世界初演と同じくシャルロッテ・ヘレカント Charlotte Hellekant とユナイテッド・インストゥルメンツ・オヴ・ルシリン United Instruments of LUCILIN。指揮は同アンサンブルの主席客演指揮者である気鋭の若手、David Reiland


細川俊夫《大鴉》
メゾ・ソプラノと12人の奏者のためのモノドラマ
テキスト:エドガー・アラン・ポー『大鴉』

舞台初演
2012年6月27日 ルクセンブルク市立劇場
http://www.theatres.lu/_07+The+Raven

シャルロッテ・ヘレカント(メゾ・ソプラノ)
ユナイテッド・インストルゥメンツ・オヴ・ルシリン
David Reiland(指揮)
舞台監督:ヤン・シュペッケンバッハ
アーティスティック・アドヴァイザー:アナ・ラグーナ
振付:Nathalie Ruiz

+++ 関連ニュース
細川俊夫《大鴉—メゾ・ソプラノと12人の奏者のためのモノドラマ》世界初演


NHK-FM『現代の音楽』でコンポージアム2012『細川俊夫の音楽』

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細川俊夫が特集された今年5月の東京オペラシティの同時代音楽フェスティヴァル『コンポージアム2012』の公演の模様が、NHK-FMの番組『現代の音楽』で今月24日から4回に渡って放送されます。

細川俊夫の音楽』は、日本初演のオラトリオ《星のない夜—四季へのレクイエム—》が6月24日に、同じく日本初演のオーケストラ作品《夢を織る》と笙のための2つの作品が7月1日に、2回に分けて放送されます。

7月15日・22日には、細川が審査を行った『2012年度 武満徹作曲賞本選演奏会』の模様が放送されます。演奏曲目は、木村真人《私はただ、寂黙なる宇宙に眠りたい》、薄井史織《笑い》、フェデリコ・ガルデッラ《Mano d'erba》、イオアニス・アンゲラキス《une œuvre pour l'écho des rêves》の4作品。(審査結果と講評はこちら

どうぞお聴き逃しなく!



NHK-FM 現代の音楽
コンポージアム2012―細川俊夫を迎えて―

細川俊夫の音楽
6月24日(日)18:00〜18:50放送

7月1日(日)18:00〜18:50放送

宮田まゆみ(笙)**/半田美和子(ソプラノ)*/藤村実穂子(メゾ・ソプラノ)*/東京音楽大学合唱団*/準・メルクル指揮 NHK交響楽団 *†


武満徹作曲賞本選演奏会
7月15日(日)18:00〜18:50放送(曲目未定)
7月22日(日)18:00〜18:50放送(曲目未定)

十束尚宏指揮 東京フィルハーモニー交響楽団
審査員:細川俊夫


※ 7月15・22日の武満徹作曲賞本選演奏会の放送詳細は後日発表となります。またこれらの放送は、緊急報道などのために予告なく変更になる場合があります。


■ NHK-FM
http://www.nhk.or.jp/fm/

■ 関連ニュース
コンポージアム2012ー細川俊夫を迎えてー
公開講座《細川俊夫の音楽》国立音楽大学
細川俊夫インタヴュー『レコード芸術』5月号

作曲家ジョニー・グリーンウッド、ペンデレツキとのコラボレーション

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イギリスのバンド、レディオヘッド Radioheadのギタリストとして広く知られると同時に、オーケストラや室内楽のための演奏会用作品を作曲し、映画『ノルウェイの森』(トラン・アン・ユン監督/村上春樹原作)における瑞々しい音楽も記憶に新しいジョニー・グリーンウッド Jonny Greenwoodと、ポーランド現代音楽の大家クシシュトフ・ペンデレツキ Krzysztof Pendereckiによる共作アルバムが、アメリカのノンサッチ・レコード Nonesuch Recordsからリリースされています。

Krzysztof Penderecki / Jonny Greenwood

Threnody for the Victims of Hiroshima / Popcorn Superhet Receiver / Polymorphia / 48 Responses to Polymorphia

Nonesuchのサイトではダウンロード(MP3/FLAC)購入も可能

アルバムは2011年9月にポーランドのヴロツワフで開催された『ヨーロピアン・カルチャー・コングレス』でのコンサートで両者が共演した直後に、クラクフのスタジオでレコーディングされたもの。
収録されたのは同コンサートで演奏されたうちの4作品で、ペンデレツキ初期の代表的な2作品:弦楽合奏のための《広島の犠牲者に捧げる哀歌 Threnody for the Victims of Hiroshima》(1960年)と、映画『シャイニング』のサウンドトラックにも収録された48の弦楽器のための《ポリモルフィア Polymorphia》(1961年)、加えてグリーンウッド作曲による2作品:同コンサートが世界初演となった48の弦楽器のための《ポリモルフィアへの48のレスポンス 48 Responses to Polymorphia》(2011年)と、《広島の犠牲者に捧げる哀歌》に着想を得て作曲された《ポップコーン・スーパーヘット・レシーバー Popcorn Superhet Receiver》(2011年)。

演奏はAUKSO。グリーンウッド作品ではAUKSOを率いるマレク・モシュ(Marek Moś)が、ペンデレツキ作品は作曲者本人が指揮を振っています。

グリーンウッドの《ポリモルフィアへの48のレスポンス》は今後、ドイツとアメリカでの初演が予定されています。
クラシックから現代音楽まで幅広い音楽的素養を身に付け、レディオヘッドにおいてもその音楽性の中核を担うグリーンウッドは、作曲家としても今後注目の一人です。


+++


《ポップコーン・スーパーヘット・レシーバー》のスコアは販売楽譜として、演奏用パート譜はレンタル楽譜としてロンドンのフェイバー・ミュージックから出版されています。同じく《ポリモルフィアへの48のレスポンス》はスコア、パートともにレンタル。両作品とも、当社が日本国内での代理店として楽譜をお取り扱いしています。ぜひ、日本初演をご検討ください。(楽譜レンタルのお申し込みはこちらから

フェイバー・ミュージックからは他にもグリーンウッドの主要作品が出版されています。なかでも映画『ノルウェイの森』サウンドトラックに収録された《もう少し自分のこと、きちんとしたいの I want to get a little better》,《草原、風、雑木林 The Meadow, the Wind, the Trees》,《直子が死んだ Naoko Died》の3曲をまとめたオーケストラのための《『ノルウェイの森』からの組曲》(※楽譜準備中)や、映画『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(ポール・トーマス・アンダーソン監督)サウンドトラックから6曲を抜粋した組曲、また2台のオンド・マルトノと9人のアンサンブルのための《smear》(スコア/パートともにレンタル)など、作曲家グリーンウッドの繊細な音楽性に溢れる魅力的な作品群です。


■ ジョニー・グリーンウッドの作品|フェイバー・ミュジック
http://www.fabermusic.com/Composers-Featured-Works.aspx?ComposerId=275

■ 『ノルウェイの森』オリジナル・サウンドトラック|iTunes Store
http://itunes.apple.com/jp/album/noruu-eino-sen-orijinaru-saundotorakku/id403223784

■ ペンデレツキ《広島の犠牲者に捧げる哀歌》|ショット・ミュージック
http://www.schott-music.com/shop/9/show,159063.html

■ ペンデレツキ《ポリモルフィア》|ショット・ミュージック
http://www.schott-music.com/shop/9/show,159065.html

エマニュエル・パユが贈る『フルート・コレクション』

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ベルリン・フィルハーモニー首席フルート奏者として、またバロックから近現代作品までを吹きこなすソリストとして、類い稀な演奏技巧と表現力で国際的に高い評価を得ているフルート界のスター、エマニュエル・パユ(Emmanuel Pahud)。ユニヴァーサル・エディションの新たなシリーズ『パユ・プレゼンツ ― フルート・コレクション THE FLUTE COLLECTION – Emmanuel Pahud presents』をご紹介します。

シリーズ第一弾は、19世紀後期フランスの偉大なフルート奏者クロード=ポール・タファネルによるフルートとピアノのための《『魔弾の射手』による幻想曲》。これは、ロマン派に典型的な、当時の有名な作品をパラフレーズしたもので、原曲のテーマは、ウェーバーの歌劇《魔弾の射手》です。19世紀は、現代のフルートの機構であるベーム式フルートが発明された時代でもあり、この新技術の可能性が追求された同作品は、華やかな演奏技巧と高い音楽性を併せ持った名曲として知られています。


クロード=ポール・タファネル
『魔弾の射手』による幻想曲
フルートとピアノのための

Claude-Paul Taffanel
Fantasy on “Der Freischutz”
based on the opera by Carl Maria von Weber
for flute and piano
(UE 35316)

また、ユニヴァーサル・エディションからはパユ編曲のリヒャルト・シュトラウス《ヴァイオリン・ソナタ》フルート版も発売されています。

Richard Strauss
Sonata op. 18
for violin and piano

Edition for Flute and Piano from Emmanuel Pahud
Flute Project
new pieces for flute solo
for flute

Edited by Pahud Emmanuel, Beynon Emily, Dufour Mathieu, Saito Kazushi

Including works by V. Borisova-Ollas, D. Cutler, R. Panufnik, A. Pärt, J. Schwartz. Winner of the National Flute Association Music Award 2008

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沢田穣治とNØ NUKES JAZZ ORCHESTRA 武満徹《三月のうた》を収録

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武満徹:SONGS』に収められた《三月のうた》が、沢田穣治の呼びかけにより集まったミュージシャン達によるアルバム「NØ NUKES JAZZ ORCHESTRA」(ノー・ヌークス・ジャズ・オーケストラ)の一曲としてカヴァー収録されます。

昨年7月リリースのアルバム『ショーロクラブ with ヴォーカリスタス:武満徹ソングブック』において、武満徹『SONGS』から《三月のうた》を含む12曲をカヴァーした沢田。今回は、全く新しいアレンジで再録です。ソングブックではオリジナルの日本語歌詞を歌ったおおたか静流が、今回は《In the Month of March》として『SONGS』掲載の英語歌詞を熱唱。馬場孝喜のギターと越川歩ストリングス・クアルテットの弦楽四重奏がおおたかの歌に深みを与えています。

『武満徹ソングブック』と同じく、レコーディング&ミックス・エンジニアは鎌田岳彦(foxyroom)、マスタリング・エンジニアはオノ・セイゲン(サイデラ・マスタリング)。

CDは7月11日からタワーレコードで先行発売(特典ステッカーつき)されます。SONG X SHOPアマゾンその他店舗での取り扱いは8月11日から。また、データ販売はOTOTOYで7月11日からです。


SONGX010_digipack_low.jpg

ノー・ヌークス・ジャズ・オーケストラ
NØ NUKES JAZZ ORCHESTRA
¥2,100
SONG X 009(POS/JAN:4571381530098)
2011.3.11- 巨大地震によって引き起こされた未曾有の事故から1年半。ジャズはいま、何を語り、何を訴え、何を歌うことができるのか。
鬼才コンポーザー/ アレンジャー/ ベーシスト沢田穣治がコンダクターをつとめる「NØ NUKES JAZZ ORCHESTRA」(ノー・ヌークス・ジャズ・オーケストラ)。沢田の呼びかけにより、旧知でもあるリズム隊に芳垣安洋、岡部洋一、ピアノに南博。また沢田のサウンドには必須の弦楽ストリングス・クアルテットと、あらたに管楽器隊としてサキソフォビア、自身も在籍するショーロクラブ、深い共演歴のあるヘナート・モタ&パトリシア・ロバート、そしてヴォーカルには、おおたか静流とアン・サリー、フランスからはエリック・レニーニ、ノエル・アクショテが参加。当代きっての辣腕を迎え、ときにグロテスクに、ときに美しく綴るポスト・フクシマの音風景。ジャズに託された絶望と希望のマニフェスト。

ソングエクス・ジャズ プレス・リリースより


Youtube | NØ NUKES JAZZ ORCHESTRA


■ 関連商品

武満徹
SONGS
ヴォーカル・スコア
大竹伸朗・絵
出版:ショット・ミュージック
¥5,250

ピアノ伴奏、ギター・コードつきソングブック。秋山邦晴/川路明/谷川俊太郎/武満 徹/瀬木慎一/永田文夫/岩淵達治/荒木一郎/五木寛之/井沢満の詞。大竹伸朗による絵。

  1. さようなら Sayonara
  2. 小さな部屋で In a Small Room
  3. うたうだけ I Just Sing
  4. 恋のかくれんぼ The Game of Love
  5. ○(マル)と△(三角)の歌 A Song of ○'s (Circles) and △'s (Triangles)
  6. 小さな空 Small Sky
  7. 雪 La Neige
  8. 雲に向かって起つ Take off for the Clouds
  9. 見えないこども Unseen Child
  10. 素晴らしい悪女 A Marvelous Kid
  11. 三月のうた In the Month of March
  12. 死んだ男の残したものは All That the Man Left Behind When He Died
  13. ワルツ Waltz
  14. めぐり逢い The Encounter
  15. 燃える秋 Glowing Autumn
  16. 翼 Wings
  17. 島へ To the Island
  18. 明日(アシタ)ハ晴レカナ、曇リカナ Will Tomorrow, I Wonder, Be Cloudy or Clear?
  19. ぽつねん All Alone
  20. 昨日のしみ Yesterday's Spot

■ 関連商品
ショーロクラブによる「武満徹 ソングブック コンサート」

6月末の棚卸に伴う商品発送について

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当オンラインショップをご利用のお客様へ 2012年6月28日(木)と6月29日(金)に棚卸を行うため、当オンラインショップにおける商品発送業務を一時停止させて頂きます。 6月27日(水)までに決済完了の確認ができなかったご注文の品は、7月3日(火)以降の発送となります。 また、輸入楽譜のご注文につきまして、当社在庫切れの場合は海外からのお取り寄せとなるため、決済が完了してもお届けご希望日にお届け出来ないことがございます。 お取り寄せの場合、7月下旬頃のお届けとなります。 あらかじめご了承くださいませ。

『ペトルーシュカ・プロジェクト』7月15日に公式サイトとYoutubeチャンネルがオープン

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7月14日とお伝えしていました下記の『ペトルーシュカ・プロジェクト』公式サイトとYoutubeチャンネル開設日は、7月15日に変更となりました。(2012年7月4日付)

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ショット・ミュージックでは現在、『ペトルーシュカ・プロジェクト』を、ドイツ・マインツの本社を中心に進めています。これは世界中の音楽ファンに向けて、出版社であるショット・ミュージックが、作曲家への新作委嘱とその演奏会のプロデュース、さらに楽譜、音源、動画のネット公開までを行うものです。

このプロジェクトのために、国際的に活躍する73人の作曲家が「舞踊・ダンス」をテーマとするピアノ独奏曲を作曲。世界中から集められたこれらの新作は、既に6月からロンドン、北京、ニューヨークで初演されました。そしてマインツで一連のコンサート・シリーズ最後の演奏会が行われた後、7月14日15日に、プロジェクト公式サイト(現在準備中)と、Youtubeの『ペトルーシュカ・チャンネル』が公開され、録音と録画の視聴が可能になります。

また、これら73のピアノ独奏曲の楽譜は、すべてショット・ミュージックから従来の印刷された楽譜だけでなく、オンライン楽譜販売サイト『Notafina』からダウンロード・データとしてもご購入いただけるようになります。

委嘱を受けた作曲家には、ディーター・シュネーベル Dieter Schnebel、ファジル・サイ Fazil Say、トビアス・ピッカー Tobias Picker、ジョセフ・シュヴァントナー Joseph Schwantner、ジョン・カスケン John Casken、ペーター・エトヴェシュ Peter Eötvös、ケネス・ヘスケス Kenneth Hesketh、オリ・ムストネン Olli Mustonen、クリスティアン・ヨスト Christian Jost、ロディオン・シチェドリン Rodion Shchedrin、ヴァレンティン・シルヴェストロフ Valentin Silvestrov、イェルク・ヴィトマン Jörg Widmannなどが名を連ねており、日本からは湯浅譲二一柳慧細川俊夫権代敦彦がそれぞれ作品を提供しました。

公式サイトを始めとするプロジェクトの続報は当ショット・ミュージック東京のウェブサイトTwitterFacebookでもいち早くお知らせしていきます。


コリン・カリー・グループ ライヒ《ドラミング》ライヴ

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旧作から最新作まで、その活動が常にジャンルを超えた人気と注目を集める現代作曲界のスター、スティーヴ・ライヒ Steve Reich(1936–)。東京オペラシティの「コンポージアム 2008」における《18人の音楽家のための音楽》公演での、熱狂する満員の聴衆は今も語りぐさとなっているほどですが、今度はライヒ初期の代表作である、声とアンサンブルのための《ドラミング Drumming》全4部を中心とした演奏会が、今年12月4日と5日に行われます。会場は再び東京オペラシティのコンサートホールです。


ドラミング Drumming(1970–71)
声とアンサンブルのための


パート1:4ペアの調律されたボンゴ
パート2:3台のマリンバ(9人の奏者)、女声
パート3:3台のグロッケンシュピール(4人の奏者)、ピッコロ
パート4:全員のアンサンブル


《ドラミング》は1970〜71年、ライヒがアフリカのドラミングを研究するためガーナに滞在した後に作曲されました。最初期の作品である《イッツ・ゴナ・レイン It’s Gonna Rain》(1965)、《カム・アウト Come Out》(1966)、《ピアノ・フェイズ Piano Phase》(1967)、《ヴァイオリン・フェイズ Violin Phase》(1967)において試みてきたフェイズ・シフティング(phase shifting)技法[※]の、集大成といえる作品であり、打楽器によるアンサンブルによって、85分ノンストップで演奏される超大作です。

全曲を通して1小節=12/8拍子。G♯, A♯, B, C♯音に調律されたボンゴの、A♯の繰り返しによって曲は始まります。奏者が加わりながら、休符を埋めるように1音ずつ音が増え、1小節間のフレーズの繰り返しによるユニゾンが形成されると、フェイズ・シフティングを繰り返し、フレーズとパターンを変容しながら、第2部(マリンバ)、第3部(グロッケンシュピール)、第4部(全楽器)と続きます。4つのパートはそれぞれ独立して演奏することが可能ですが、今回は全曲が通しで演奏される大変貴重な機会といえるでしょう。

[※]複数パート(ほとんどの場合同じ楽器)で同じフレーズを繰り返しながら、一方がテンポを次第に変化させることで、連続的な音のずれ=グラデーションを徐々に生じさせる技法。特にピッチ感の強い楽器においてはこのグラデーションの中で、実際には記譜されていない音やフレーズが聴覚上現れることがあります。


演奏は、コリン・カリー・グループ Colin Currie Group とシナジー・ヴォーカルズ Synergy Vocals。イギリスを代表する若きパーカッショニストとして目覚ましい活躍を見せているコリン・カリー Colin Currieを中心に、2006年BBCプロムスで《ドラミング》を上演するべく結成され、その演奏でライヒから絶大な信頼を寄せられています。

コリン・カリー・グループの《ドラミング》舞台仕様書(PDF)

「コンポージアム 2008」の名演がまだまだ記憶に新しいシナジー・ヴォーカルズは、1996年の《テヒリーム Tehillim》上演以来、ライヒによって《スリー・テイルズ Three Tails》や、《18人の音楽家のための音楽 Music for 18 Musicians》のヨーロッパ初録音に起用されてきました。正確なリズムと、ダイナミックで透明感のあるコーラスが高く評価されており、世界各地の著名オーケストラやダンスカンパニーとの共演のほか、多くの映画のサウンドトラックにも参加しています。

シナジー・ヴォーカルズ 試聴音源

1971年の初演以来「スティーヴ・ライヒ&ミュージシャンズ」の独壇場であった《ドラミング》ですが、ここに新たな次元の表現とライヒ自身が認め、世界各地から出演依頼が相次いでいるアンサンブルが、東京でその真価を私たちに見せてくれるでしょう。

プログラムは《ドラミング》の他に、《マレット楽器、声とオルガンのための音楽 Music for Mallet Instruments, Voices, and Organ》、《ナゴヤ・マリンバ Nagoya Marimba》、さらに来日予定のライヒによる《クラッピング・ミュージック Clapping Music》自演(!)も予定されています。



■ 公演の詳細

コリン・カリー・グループ
ライヒ《ドラミング》ライヴ
http://www.operacity.jp/concert/calendar/details/121204.php
2012年12月4日 19:00〜
2012年12月5日 19:00〜
東京オペラシティ・コンサートホール「タケミツ・メモリアル」

[プログラム](両日とも)
スティーヴ・ライヒ:
[1]クラッピング・ミュージック(1972)
[2]ナゴヤ・マリンバ(1994)
[3]マレット楽器、声とオルガンのための音楽(1973)
[4]ドラミング[全曲](1970-71)

[出演]
コリン・カリー・グループ[1-4]
シナジー・ヴォーカルズ[3, 4]
ゲスト:スティーヴ・ライヒ[1]

『ペトルーシュカ・プロジェクト』公式サイトオープン

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ショット・ミュージックが世界中の音楽ファンに向けて、作曲家への新作委嘱とその演奏会のプロデュース、さらに楽譜、音源、動画のネット公開までを行う『ペトルーシュカ・プロジェクト』公式サイトがオープンしました。

www.petrushka-project.com


このプロジェクトのために、国際的に活躍する73人の作曲家が「舞踊・ダンス」をテーマとするピアノ独奏曲を作曲。世界中から集められたこれらの新作は、既に6月にロンドン、北京、ニューヨーク、7月にマインツで初演されました。

これら73のピアノ独奏曲、すべて演奏動画が公開されています。また楽譜販売サイト『Notafina』からダウンロード・データとして楽譜もご購入いただけます。(従来の印刷された楽譜も、すべてショット・ミュージックから今秋出版予定)

委嘱を受けた作曲家には、ハワード・ショア、ディーター・シュネーベル、ファジル・サイ、トビアス・ピッカー、ジョセフ・シュヴァントナー、ジョン・カスケン、ペーテル・エトヴェシュ、ケネス・ヘスケス、オリ・ムストネン、クリスティアン・ヨスト、ロディオン・シチェドリン、ヴァレンティン・シルヴェストロフ、イェルク・ヴィトマンなどが名を連ねており、日本からは湯浅譲二一柳慧細川俊夫権代敦彦がそれぞれ作品を提供しました。

全作品リストはこちら。

COMPOSERTITLE
Gerald Barry"O Tannenbaum"
Mohamed Saad BashaDancing on the Nile
Robert BeaserPag-Rag
Henning BrauelImpromptu
Gavin BryarsDancing with Pannonica - in memoriam Steve Lacy
John CaskenPleasure-ground
Chaya CzernowinfardanceCLOSE
Klaus DoldingerMusi denn weiter?!!
Moritz EggertHämmerklavier XXIV: Trigonometrie
Victor EkimovskyPas de deux
Peter EötvösDances of the Brush-Footed Butterfly
Carsten Gerlitz70 Takte Happy Birthday, lieber Peter Hanser-Strecker
Atsuhiko Gondai
権代敦彦
"Diesen Kuss der ganzen Welt"
Peng-Peng GongPetrushka's Birthday Dance
Jean GuillouValse oubliée
Naji HakimWaltz
Peter Michael HamelZwei Schritte vor, ein Schritt zurück
Xuntian HeScent Dance IV
Barbara HellerIn Bewegung
Kenneth Hesketh"Heu, heu, heu..." - Eine kleine ausschweifende Feier
Stefan HeuckeSechs Variationen über einen Ländler von Schubert
Wilfried HillerDarmstädter-Wurstzwiefacher
Heinz HolligerFeuerwerklein
Toshio Hosokawa
細川俊夫
Mai - alte japanische Tanzmusik
Karel HusaLittle Scherzo
Toshi Ichiyanagi
一柳慧
Waltz Solemnity
Christian JostBull-Waltz
Tatjana KomarovaTänzchen
Thomas LarcherInnerberger Bauertanz
Nicholas LensLa danse des oiseaux du paradis
Claus-Dieter LudwigPändler für Peter
Steve MartlandSnapshot
Sir Peter Maxwell DaviesA Postcard from Sanday
Jürgen MoserJade
Detlev Müller-Siemensen passant... – Geschwindetanz
Olli MustonenKaksi Metsätunnelmaa (Two Forest Impressions)
Emile NaoumoffEtude
Gerd NatschinskiA Taste For Memories
Andrew NormanFor Peter
Christopher NortonPS, I Made This...
Albena Petrovic-VratchanskaTanz – A Tribute to Liszt
Tobias PickerNocturnal Dance
Bernard RandsImpromptu
Aribert ReimannDanse interrompue
Tim RichardsTriskelion
Herbert Rosendorfer"Schott"-isches Volkslied – Boledawnsio
Kunihiko RyoPoetic Dance
Fazil SayDance
Dieter SchnebelWalzer-Inseln
Enjott SchneiderWitches' Dance
Manfred SchoofContinuum
Joseph SchwantnerPalindrome's Dance
Benjamin SchweitzerDob és tánc
Rodion ShchedrinMarching Song
Vestard ShimkusBlack Charleston
Howard ShoreCatania
Valentin SilvestrovWalzer und zwei Serenaden
Alvin SingletonBaked in the Cake
Morton SubotnickDance after Scarlatti
Victor SuslinPas d'action
Mikis Theodorakis"Zorba's Dance"
Pēteris VasksLettischer Tanz
Ludger VollmerPetite danse rituelle d’évocation du véritable printemps
Hans-Jürgen von BoseValse
Stewart WallaceOne P(i)eace
Harald WeissTanz auf leisen Sohlen
Marcel WenglerHundert Takte Walzer
Jörg WidmannGeburtstagswalzer
Alexander WustinBagatelle
Xiaogang YeA Happy Little Horse
Joji Yuasa
湯浅譲二
Walzer from Ballet "Circus Variation"
Qi ZhangDance of the White Horse
Jing ZhouNuo Dance - A Dance of Sacrificial Rite in an Ancient China

■ 関連ニュース:
『ペトルーシュカ・プロジェクト』7月15日に公式サイトとYoutubeチャンネルがオープン

細川俊夫 バイエルン芸術アカデミーの新会員に選出

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去る7月5日、細川俊夫バイエルン芸術アカデミー(Bayerische Akademie der Schönen Künste)の外国人会員(Korrespondierendes Mitglied)に選出されたことが、同アカデミーより発表されました。

バイエルン芸術アカデミーは、ドイツのバイエルン州によって1948年に設立されました。視覚芸術、文学、音楽、舞台芸術、映画とメディアアートの5部門からなり、各分野での傑出した芸術家がその会員として選ばれています。音楽部門では現在、ピエール・ブーレーズ、ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ、ハインツ・ホリガー、クシュシトフ・ペンデレツキ、スティーヴ・ライヒ、サルヴァトーレ・シャリーノ、ロリン・マゼール、ケント・ナガノ、ピエール=ロラン・エマール、アルフレッド・ブレンデル、ギドン・クレーメルなど、現代を代表する作曲家や演奏家が会員として名を連ねています。なお細川は、現時点で同アカデミー唯一の日本人会員です。

また同アカデミーは各分野で様々な賞に関わっていますが、「音楽界のノーベル賞」として知られるエルンスト・フォン・ジーメンス音楽賞を、エルンスト・フォン・ジーメンス音楽財団と共同で運営しています。


■関連リンク:

・バイエルン芸術アカデミー 2012年新会員の顔ぶれ(PDF)
http://www.badsk.de/text/2012/NeueMitglieder-2012.pdf

・バイエルン芸術アカデミー ウェブサイト(独語)
http://www.badsk.de/home.html
(細川俊夫掲載ページはこちら

・細川俊夫略歴、作品リスト、これまでのニュース(ショット・ミュージック、日本語)
http://www.schottjapan.com/composer/hosokawa/news.html

・エルンスト・フォン・ジーメンス音楽財団 ウェブサイト
http://www.evs-musikstiftung.ch/en/foundation/

アルバイト募集のお知らせ

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● 対象 大学生、大学院生および卒業、修了生。 長期間継続的に勤務可能な方優先します。 ● アルバイト内容 レンタル楽譜の製作と管理の補助/商品の梱包、発送、データ入力/倉庫整理、棚卸といった商品在庫管理の補助など。 ● 給与 時給900円から。(交通費別途支給、ただし上限あり) ● 勤務時間 週3日から(除、土・日・祝日・年末年始) 原則的に10:00〜18:00(応相談) ※試用期間(3ヶ月)があります ● 応募方法 電子メールで下記のすべての項目について記載の上、件名を「アルバイト応募」として弊社宛「saiyo@schottjapan.com」に送信してください。追って担当者より返信いたします。
  • 【氏名】
  • 【現住所】
  • 【生年月日】
  • 【年齢】
  • 【在学/卒業大学】
● 応募締切 2012年8月3日到着分まで。 (ただし採用が決定した場合、上記締切日以前でも予告なく募集を終了する場合があります) ● 問い合わせ先 ショット・ミュージック株式会社 〒101-0047 東京都千代田区内神田1-10-1 平富ビル3階 電話(03)6695-2450

一柳慧 ピアノ協奏曲第5番&交響曲第8番(オーケストラ版)世界初演

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写真:©岡部好

一柳慧の2つの新作、ピアノ協奏曲第5番「フィンランド」―左手のための―交響曲第8番―リヴェレイション2011―(オーケストラ版)が、作曲家本人プロデュースによる東京都交響楽団の《日本管弦楽の名曲とその源流》シリーズにおいて、8月28日にサントリーホールで世界初演されます。この日の演奏会には、今年生誕100年を迎え、一柳とも縁の深いジョン・ケージの《エトセトラ2》がともにプログラミングされています。

ピアニスト舘野泉の委嘱により書かれたピアノ協奏曲第5番「フィンランド」は、病を乗り越えて精力的に演奏活動を続ける舘野氏への敬意が込められた作品です。舘野氏が日本とともに活動の拠点としているフィンランドには、一柳も深い関わりを持っています。2010年に立ち上げられた「日本・フィンランド新音楽協会」の理事長として両国の音楽交流に尽力し、フィンランドで行なわれる音楽祭にも積極的に参加している一柳。この作品には、自身がそうした活動のなかで感じ取ったフィンランドという国やそこに住む友人たちの印象が反映されていると作曲家は語っています。

交響曲第8番は室内オーケストラ版とオーケストラ版があり、前者は既に昨年12月に東京シンフォニエッタによって初演され、CD(カメラータ・トウキョウ CMCD-28257)も発売されていますが、後者は今回が世界初演となります。昨年3月に起きた大震災以後、一柳は自身の芸術家としてのあり方を今一度問い直し、今後どうあるべきかを、今なお追い続けています。「リヴェレイション2011」と副題を付された震災後の第1作目である本作で、一柳の熱い思いに耳を傾けてみてください。


一柳慧
ピアノ協奏曲第5番「フィンランド」―左手のための―

委嘱:舘野泉
演奏時間:18分
編成:2(II also pic).2.2(II also b.cl)2 - 4.3.3(III also b.tbn).1 - 4perc(xyl/ timp/b.dr/tam-t/cym/s.dr/4tom-t) - strings (14.12.10.8.6)


交響曲第8番―リヴェレイション2011―
オーケストラのための

演奏時間:約26分
編成:pic.2.2(II also E.hn).2(II also b.cl).2 - 4.3.2.1 - 4perc(timp/cym/xyl/vibr/marim/tam-t/b.dr/s.dr/3tom-t/tub.bells/w.b) - pno - strings(14.12.10.8.6)


■ 公演情報
東京都交響楽団第739回定期演奏会Bシリーズ
《日本管弦楽の名曲とその源流―15》(一柳慧プロデュース)
2012年8月28日(火)19:00開演 サントリーホール 大ホール
18:35〜18:50 プレトーク:一柳慧+片山杜秀(音楽評論家)
http://www.tmso.or.jp/j/concert_ticket/detail/detail.php?id=207

  • ジョン・ケージ:エトセトラ 2 *
  • 一柳慧:《ピアノ協奏曲第5番「フィンランド」―左手のための―》**
  • 一柳慧:《交響曲第8番―リヴェレイション2011―》(オーケストラ版)

舘野泉(ピアノ)**
下野竜也、大河内雅彦*、松村秀明*、沖澤のどか*(指揮)
東京都交響楽団

+++ 一柳慧《交響曲第8番―リヴェレイション2011―》世界初演
http://www.schottjapan.com/news/2011/111201_192715.html

+++ CD『一柳 慧:交響曲 第8番―リヴェレーション2011 室内オーケストラ版』発売
http://www.schottjapan.com/news/2012/120514_152845.html

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